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冬至の謎

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今日は(もう昨日だが・・(^-^;)【冬至】。
冬至は【一年で一番昼の時間が短い日】【太陽が一番南に下がる日】
である・・やはり【冬至】と言えば【柚子湯】と【南瓜(かぼちゃ)】!
ですからうちは今晩は【柚子湯】!(゚-゚)b 
毎年、不思議と、このあたりから年末にかけて凄く疲れる気がする。
【柚子湯】は柚子の精油がお風呂に溶け出し、リラックス効果が期待
でき、体をよく温めてくれると言われている。
それによって身体が快調になったという事はないが、その節目に
そうした事がきちんと行われている昔の人の知恵に常々脱帽する・・。

また、今晩の食卓には【南瓜(かぼちゃ)】。
冬至に【南瓜(かぼちゃ)】を食べるという【冬至南瓜】は、日本
各地に広く浸透した風習である。【南瓜はビタミンAを多く含み、
野菜の不足する冬に向けて体力をつける】とはいうものの、
語源由来辞典によると、【南瓜(かぼちゃ)】は、そもそも、国の名
【カンボジア(Cambodia)】に由来するそうだ。天文年間
(1532〜55年)、ポルトガル人がカンボジアの産物として
日本に伝えたことから、当初「カボチャ瓜」と呼ばれ、のちに「瓜」
が落ちて「カボチャ」と呼ばれるようになったらしい・・。
すると、疑問が沸々と湧いてくる。
【南瓜(かぼちゃ)】の旬は実は【夏】、さらに、前で述べている
ように【ポルトガル人がカンボジアの産物として日本に伝えた】
という代物・・。
この2つを考えてみると、なぜ、日本の大昔になかった、旬が
【夏】の【舶来野菜】を【冬至】に食べるようになったのか?
未だに自分にとっては謎なのである・・・(笑)