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日銀・福井総裁

マスコミは、日銀の福井総裁としているが、実は

「儲かっちゃった福井さん」

がむかつく!と妬みを前面に叩きつぶすべく方向性・・(笑)
そんな暇があるんならば、特別会計やその他で、税金無駄遣い
しているクソ役人など、もっと徹底的にたたきつぶす所は
別にあるんじゃない?
そんなのこそ、ねちっこく際限なく、これでもか!これでもか!
って位にしつこくたたきつぶしてくれっつの!

まあ、確かに、辞職すべきと叫ぶ輩の

「独立性に疑念が生じる」

というのは理解できる。しかし、今回の与謝野馨金融担当大臣の

「総裁になったら投資してはいけないファンドなんてある?」

の発言、その通りだと思う。結果的に、村上氏がインサイダー
で逮捕されてしまったために、マスコミによる「ファンド=悪」
「村上氏とのかかわり事は全て悪」みたいな構図になって
しまっているが、そもそも、福井総裁は村上ファンドへの
投資も「利殖」のつもりではなかった。
結果、儲かってしまったが、実際には当時の景気からすると
損する可能性(当時はデフレまっただ中だった)が高かった。
その中での1000万円ですから、損してもいいからがんばれ!
のつもりであった事は素人でもわかる。
さらに、まだ当時は村上氏は「反社会的な輩」ではなかった。
実際には、オリックスの宮内さんが窓口となれば、村上氏に
投資というよりも、宮内さんとのおつきあいという色が濃い。
株に関しては、やはり当時「役員」という立場上、当然、
株は所持しないといけなかった訳で、昨今のデイトレーダー
のように、常に売り買いをして躍起になって「利益」を
求めていた訳ではない・・。
それ以前に、そもそも、

「日銀総裁がファンドにお金を預けてはいけない」

と叫ぶ輩の理屈がわからない。ファンドは一般の人ももちろ
参加できる。
そのファンドが利子が付くので「投機」でダメだというなら、
銀行貯金や郵便貯金だって、利息が付く以上「投機」になって
しまう・・。
もちろん、地価が上がる可能性のある以上、土地や建物を
「自宅です!」と買うのだって「投機」だ。
さらに、今日買った時計が限定で1年後にはプレミアが
ついちゃっているのも、限定である以上、値上がりする
可能性がある「投機」である!という事になってしまう。
「村上ファンド」の所だけ、すごく儲けちゃったから
いけません!という理屈は全然わからない。(・。・?
もう日銀総裁は給料から何も買えない事になっちゃいます・・(笑)

さらに、朝ズバ!でしきりにみのさんも叫んでいた、

「日本国民が日銀の低金利政策に耐えている時に・・ふざけるな!」

と叫ぶ輩の理屈もわからない。確かに、銀行の預金金利はゼロに近い

「雀の涙のような金利」

ではあった。で、一方の銀行のローン(貸し出し)金利が10%
とか20%とかになっているのなら

「ふざけるな!」

という理論になるが、銀行のローン(貸し出し)金利も、

「1%だとか0.9%で住宅ローンも貸し出します!」

と、きちんと低金利だった訳で、その恩恵を受け、自分も含めて
ここ数年マイホームなどをゲットする人達も大きく増え、
夢を叶えた人達が続出した訳だ。
そう考えると、マクロ的にはトントンである。
さらに言わせてもらうならば、実際に、高金利で得するのは
全国民ではなくて

「借金の無い純粋な預金者」

である。つまり、

「もう借金をする必要が無い<高齢者>」

とか、

「借金をする必要が無いお金持ちの<富裕層>」

がほとんどであるという事をしっかり理解しないといけない。
逆に、借金をする必要のある普通の一般人にとっては、
高金利の時よりも、低金利の時の方が有利な人の方が、
実は多いはずだ。
決して

「低金利=国民にとって不利益」

ではない。とんでもない暴論である。
こうしたすりかえの手法はやめよう!>マスコミ!
結局の所、みんな、ただ、福井総裁が

「すごい運用益で、儲けちゃったのがゆるせない」

というらやましさかくる妬みでしょ?(笑)>正直になろうよ・・・。

と、まあ、真面目な話、福井総裁は量的緩和解除に至る
手腕や金融、経済に対する的確な判断と金融政策と能力は
抜きんでている。
英エコノミスト誌(2004年)において、欧州中央銀行
(ECB)のジャンクロード・トリシェ総裁や、連邦準備制度
理事会(FRB)のアラン・グリーンスパン議長ではなく、

「日銀の福井俊彦総裁は世界一の中央銀行総裁」

と評価する記事が掲載された程だ。福井総裁をやめさせても、
福井総裁並の人物を探すのは非常に難しい。
小泉首相の言う通り、福井総裁は全くルールを侵していない
ので、絶対に辞職せずに頑張ってもらいたい・・。