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献血を「知らない」

個人的には「献血」は好きだ。
やはり無料で血液検査をしてくれるし、偽善者な私にとって唯一の
「美しい社会奉仕」だからという側面もあるからだ。(笑)
献血を統括する厚生労働省が、今年1月〜2月、16歳から29歳までの
献血経験者と未経験者各5000人を対象にインターネットで
「若年層献血意識調査」を実施。
その結果「献血」を若者の4人に1人は知らないのだという。
日常的に献血車の前で、あんなに街中で叫んでいる人を見かけるのに、
目に止まらないものですかね?(^-^;
まあ、叫んでいる姿も都市部だけの事でしょうから、今回のアンケート
は全国という事を考えれば、仕方のない結果かもしれない。
未経験者の献血しない理由(複数回答)も

「針を刺すのが痛くて嫌だから」29%
「なんとなく不安だから」28%
「恐怖心」23%
「健康上できないと思ったから」23%

という情けないもの・・・_| ̄|○
一番下の「健康上できない」は仕方ないにしても、上位3つはかなり
情けない。しかし、一番下の「健康上できない」というのは、時代と
共にフリーセックスも増えている昨今、エイズやB型肝炎は今後爆発的
に増えてくると言われている。
さらに、献血時の設問に「不特定多数の人と性交渉をもった事が
あるか?」みたいな項目があったはず。
フリーセックスが増えれば、この項目で引っかかってしまう。
また、外国に行くと1ヶ月だか献血ができない。
この先、グローバル化がもっと進み、旅行や出張などで外国へ行く人
が増えるとこれにも引っかかってくる。
今年のGWも「過去最高」という人出・・。
という事は、今年に関しては6/7までその人達は献血はできない。
備蓄はあるだろうが、その時期の血液配給がガクンと下がる
可能性もある。

そして、献血ルームに対する未経験者のイメージは

「暗い」21%
「明るい」18%

と「暗い」が上回ったという。
実際には献血車でなく、常設の献血ルームは明るいし係員もテキパキ
している。さらに以前池袋で店をやっていたせいもあり、池袋と
新宿の献血ルームには行った事があるが、池袋ではアイスやパイなど
が食べる事が出来、飲み物も飲み放題になっていたので、学校帰りの
女子高生が集っていたりしている。(笑)
さらに新宿に関していえば、当時、インターネットが出来、ビデオが
5台くらいありきちんと隣に仕切があり、ヘッドフォンで鑑賞できる
ようになっており、サーティワンアイスクリームが食べ放題、
ミスタードーナッツが食べ放題、森永のビスケットも食べ放題で、
もちろん、こちらも飲み物は飲み放題というソフト面に関しては
至れり尽くせりという印象だった。
実際はそんな事が無くても献血する人が増えるのが理想だが、
邪道でも、それが目的で献血のきっかけができるなら仕方無いかも
しれない。
しかし、それと比べると、昨年、免許書き換えの際に入った神奈川県
の二俣川教習場の献血センターなどはそうした部分は一切無かったり
するので、東京だけがソフト面の充実をはかっているだけかもしれない。
しかし、献血車は看護士さんはどこも明るくてハキハキしているが、
血圧を測るための医者は腐った輩が多い。
何様のつもりだか知らないが、少なくとも迎える体制ではない医師が
ほとんどだ。ブスッとしているのはほとんどの医師にみられ、最悪
だと本を読んでいたり

「俺様は、やりたくてやっているんじゃねえ!」

という態度がありありと伝わってくる。
「忙しい所、すいませんね。」とでもいう医者がいたらと期待するが、
今の所

「皆無」

である。人間は感情の生き物なのだからその一言で多くの人が
救われるのにね・・と、血液配給量の話に戻そう。
前にも書いたが、私が献血をした時に、担当の看護士さんに

「いつも、この前を通ると血液が足りません!と叫んでいるけど、
 本当に足らないの?」

と聞いた事がある。すると、

「本当に足りません。血液は何ヶ月(きちんと月数を言われたが
 忘れた)かしか保存ができないのと、ある地域などで大量の
 交通事故やら災害やらが起こった時には一気になくなります」

と教えてくれた。確かに、本当の事はわからないが、テレビドラマ
をみているだけでも

「輸血4リットル用意して!」

とかやっているシーンがある。
そう考えると、4リットルって、普通我々が献血時に採取される量は
400mlですから10人分である。
その量を大ケガの際は一気に使うという計算になる。
そう考えただけでも、やはり

「血液は足りない」

と思う。
年齢のせいか、最近、このでかい身体を持つ私でも、400mlを抜くと
クラッとくる時がある。でも、やはり私の唯一の「社会奉仕」は
今後も年3回という認められている最高回数の献血を続けていきたいと思う。