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春の選抜・駒大苫小牧高が出場辞退

「駒大苫小牧高(篠原勝昌校長)は3月3日、3年生の野球
 部員10人が3月1日の卒業式後に飲酒や喫煙をしたこと
 を受け、出場を辞退すると発表した。」

加護ちゃんと同じパターンだ。
2連覇という「偉業」を達成して、自分達がどれだけ世間
から顔を知られているのかわかっていなかったらしい・・。
さらにかわいそうなのは、やった本人達は差し迫って
デメリットはないが、現在の野球部員はそうはいかない。
春の選抜は、実際には3年生が消え、2年生&1年生の
新チームでの秋季大会を勝ち抜き、それをふまえ色々な
学校の内容が評価され決まる。
そう・・3年生は全然関係ないのだ。
これは表面上は謝罪されたら「上級生」だから「しぶしぶ許す」
しかない・・下級生の立場ではね・・。
しかし、いくら謝罪されても内面的には「許せない」だろう・・。
高校3年という事じゃ、酒もタバコも「きれい事」をいう
つもりはない。
ただ、地元では有名人なんだから、普通の人とは違う事を
自覚し、自分たちの「家」でやるとか、少しは

「見つからない方法」

で、うまく立ち回らないと・・。(笑)
前回の不祥事を「2連覇」でせっかく払拭したのに、すべて
ぶちこわしちゃったな。
でもこの事件、高野連は「出場辞退」を認めるべきでは無い
ように思う。

「連帯責任にはしない」

という流れが今の高野連の姿勢だ。今回の春の選抜には
関係のない3年生の事件である訳で、2年生&1年生の
新チームは一切関与していない事件だ。
がんばってきた2年生&1年生をこの関与していない事件で
葬り去って良いのだろうか?
しかし、この学校は「学業」的にはよく知らないが「私立」
という事は「進学クラス」と「スポーツクラス」が分かれて
いそうだけどね・・。
こうした方法を用いて、「進学クラス」は進学率を上げ
「スポーツクラス」はスポーツ成績を全国的に上げる事により

「進学校でありながらスポーツも盛ん」=「文武両道」

などとほざく学校が多い。(駒大苫小牧高がそうだという事ではない)
どっちも人単位でみれば

「文武両道」ではなく「片手落ち」

なのにね・・。
しかし、悲しいかな、甲子園に行くと、その学校の知名度と
共に受験率が高まり、なぜか偏差値が上がっていったりする。
やはり甲子園の知名度はすごいのだ。