「美容師が十分な確認を怠り、結果として意に沿わない
髪形となった」と過失を一部認め「容姿の美しさが
重視される職業で、髪形は大きく影響する。
女性は接客にも自信が持てなくなった」と、慰謝料
約24万円の支払いを命じた・・と・・・。
同じ職業としてちょっとショックな事件・・。
経過においては、新聞やTVによって内容が違うので、
どれが本当なのか?わからないですが、色々な所で
出てきたものを私なりにまとめてみると、
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<東京・歌舞伎町のキャバクラに勤める女性(27)が、昨年4月、渋谷区の美容室で髪を切る際、女性雑誌の写真を示してカットとカラーリングを依頼し「巻き髪やアップにできるよう、最も長い部分の長さは残す」などと注文。するとバッサバッサ切るので
「本当にこんなに切って大丈夫なの?」
とたずねるが担当の美容師は
「オレには(完成した髪型が)見えているから大丈夫だよ」
とそのままカットを続行。
しかし、カット後は頭頂部が約7cmの短さと、希望より短くカット。結局はウルフカット(上やサイドがやや放射状に短く立ちぎみで襟足の髪が長いスタイル)みたいになり、短くなった部分は、エクステンションでカバーせざるを得なかった。
さらにカラーリングの色が依頼したものと大幅に違った。美容室では料金を受け取らず、約2週間後に女性側から抗議を受けて約10万円を支払ったが、髪の毛を切る前の収入は3カ月間は月平均で約157万円の給料を受け取っていたが、4〜7月の平均月収は約74万円に下がった。
このため、新しい髪形が売り上げ低下を招いて仕事に支障が出たなどとして、美容室を相手取り、慰謝料、エクステンション代、
「キャバクラ嬢としての活動に重大な支障が生じた」
など計600万円の支払いを求めた訴訟の判決が11月16日に東京地裁であった。>
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という事らしい。そのキャバクラ嬢本人が出ていた
ワイドショーがあって、本人が絵に描いて図解で示して
いたが、その美容師をかばう訳ではないが、ちょっと
信じがたい内容だった・・。
当初、彼女は両サイド胸下ぐらいの長さでにシャギー
が入り、上も20〜30cm位はあった様なそれなりの
今風のスタイルだったとの事・・。
その初めの来店時の状態を見ていて、しかも
「巻き髪やアップにできるよう、最も長い部分の長さは残す」
という提示をして、さらに、仕上がりの写真が載って
いる女性雑誌を見せて、話し合っておきながら、
果たして普通の実力のある美容師が「ウルフカット」に
するだろうか?という、こちら側ならではの疑問が
沸々と湧いてくるのだ・・。
男性になら「ウルフカット」はよくありえる話なので
まだしも、女性に<野性的>に見えてしまう
「ウルフカット」をするなんて、よっぽど強引に
その髪型を指定されなければするはずがない。
さらに、巻き髪やアップにもすると指定されれば
「ウルフカット」なんて選択肢は普通の美容師には
出てくるはずがないのだ・・。
さらに「カラーリングの色が依頼したものと<大幅>
に違った」という部分・・。
この大幅に違ったというのは茶色の指定なのに
真っ黒になったように色の<大幅>な染まりすぎか、
茶色指定なのに金髪になったみたいな色の
<大幅>な激しい抜けすぎだと思いますが、
これもある程度の実力のある美容師さんが犯す
過ちとして<大幅>に違うというのは「???」である。
また、普通、カラーはカットが終わってから施術する。
ここで普通に考えてみて欲しい・・。
もしあなたなら、巻き髪が出来るように頼んだ髪型が
「ウルフカット」のように短くされ、屈辱的な髪型に
された、すでに【信頼の無いサロン】だとするならば、
果たしてカラーまでお願いするだろうか?(・_・?)
当然、怒り心頭なのですから店を替えませんか?
それをお願いしているところも、ものすごく違和感を
感じるのです・・。
本当は、その日は髪型もカラーも実は納得して
終わって帰っているのではないか?という疑念・・。
その後、キャバクラで店やお客様から色々な事
を言われ、営業成績も落ちたので、腹が立って、
偶然、お客様の中に弁護士とかがいて、入れ知恵
された・・みたいな顛末に、この美容室が不運にも
巻き込まれた・・のではないか?と感じるのです。
ま、そこは、横に置いておいて、話を髪型に
戻して、当日、女性の言い分通り、希望の髪型
でなく、その髪型になったという前提で、私が
考えるに4つ推測される。
1)激安ショップで美容師が相当ヘタか未熟な
技術者である。(普通、一流のサロンは未熟者は
カットに入る事はできないし、カラーを決定する事は
できない)
2)美容師側が忙しいか何かで、適当に話を聞き、
別な写真などで最終形の確認もせずに自分の
感覚が全てさ!みたいなカット&カラーリングをした。
(鼻高々な技術者に多い(笑))
3)美容師の間に数人の人が入っており、忙しい時で
伝達が間違って伝わった。(これはあきらかに美容師
が確認を怠った訳なので全面的に美容師が悪い)
4)そもそも彼女が持ってきた女性雑誌の髪型が
「ウルフカット」であり、美容師が止めたがどうしても
これにしてくれと言われた。 (これは美容室側が
お金を取っていない所を考えると非常に考えにくいが、
技術者側の「やめたほうがイイ」という意見は聞かず、
自分の考えが全てというお客様が存在するのも確か)
上記の4ついずれにしても、いつもお世話になっている
信頼していた美容師さんなら、そのような事には絶対に
なるはずがないのでその彼女がいつも行っているサロン
ではない事がわかる。
あくまでも私的な意見だが、私などは勝手ながら
3度は広い心で(笑)通って欲しいと思っている。
1回では見抜けない切ったら出てくるクセや動き、技術者
とお客様の間に「微妙な思いの差」があるのでそれを
合致させたい、カラーが染まる染まらない、パーマが
強く入る弱く入るがあるからだ・・。
できるだけ、写真で確認、切りながら確認しているが、
その位に初めてのお客様は難しいのです・・。
しかし、キャバクラにおいて、髪型でお客様からの人気が
落ちたという事は、髪型の魅力がなくなっちゃったら
彼女自身には魅力がなかった、髪型で接客の自信が
なくなったというのは、仕事においてプロには徹する事が
できないアマチュアレベルという事が証明されちゃった
訳で、自分でそこを主張するというのはキャバクラ嬢の
プライドとして虚しくはならないんですかね?
余計なお世話ですが・・・(笑)