「カリフォルニア州ロングビーチ—離陸後に前輪が曲がったまま
格納できずにいた米格安航空会社ジェットブルー・エアウェイズ
（本社・ニューヨーク）のA320型エアバス「ジェット・ブルー」、
カリフォルニア発ニューヨーク行き292便は21日にロサンゼルス
国際空港に緊急着陸を成功させた。」
・・と、テレビで衝撃的な映像でその瞬間を見た。
胴体着陸の可能性もあり、機体を軽くし事故時の爆発炎上を防ぐ目的で
太平洋上で燃料の投棄を試みる一方、約3時間にわたり上空を旋回して
燃料を消費というアイデアは機長である者ならば当たり前なのかも
しれないが、後輪のみで着地するのも相当な技術力らしく、ただでさえ
前からの風圧があり、万が一風圧で煽られたらそのまま機体が180度
後ろに回転して大惨事なんて事にもなりかねないのだそうだ。
それを逆噴射で調節しながら前輪の負担を軽減する角度でそのまま滑走。
曲がった前輪が摩擦で炎上したが、機体と車輪を結ぶ部分が90度にすでに
曲がっているから進行方向を向いていないので、タイヤが回転しない。
にもかかわらず折れないというのはこれまた相当な技術力だそうだ・・。
「滑走路のセンターラインから1フィートずれてしまった。申し訳ない。」
と機長が謝罪したと伝えられている。
おいおい1フィートって・・0.3048メートル。
って・・30cmじゃん・・プロの仕事に脱帽とともに、コメントも
イカした機長だ。