ある雑誌によると、公立小学校の平均給食費は月額約3900円
（文部科学省調査）で1食あたり約230円程。
しかし、この給食費の滞納が全国でガンガン増えているという。
札幌市の2003年のデータでは、小学校の滞納額が約4100万円、
中学校でも約4500万円、合わせて約8600万円の滞納があり、
東京都葛飾区でも1996年には717万円だったが2000年には
765万円に増え続けているという。
また仙台のデータはもっと細かく、2002年の滞納者数1468人、
滞納額は合わせて約3375万円。そのうち、生活保護の世帯の
滞納額は219万2484円、生活保護は受けていないが困窮して
いる世帯分が1234万559円と合わせて約4割が「払いたくても
お金がない」という理由。
しかし、残りの約6割の家庭の保護者の不払い理由が「義務教育だから
払う必要がない！」「頼んで食べさせてもらっている訳ではない！」
「おいしくない！」「理由はない！」という不条理な理由・・(^-^;
しかも、その中で結構多いのが、実は裕福な家庭なんだそうだ。(-_-;)
給食って、本当にすごいんですよね。娘の献立表を見ると、
今や、レストランのようなメニューですからね。
そうやって飽きさせない今風の内容の中、カロリーバランスも
保たれて1食230円でしょ？もうびっくりです。
実際、給食と同じ内容を家庭でできるのか？と考えると、
絶対にできないです。本当に感謝しちゃう内容なのです。
むしろ、うちなど、自分の家庭の食事のバランスの方が本当に
偏っていて、学校の給食の方がバランスが良いという恥ずかしい
家庭のうちのひとつなのです・・(^-^;
しかし、こうした素晴らしい文化を「滞納＆不払い」という形で
消えてゆくのだけはやめて欲しいです。でも、上記のような親って
本当に何を考えているのでしょうね？ ┐('〜`；)┌
仮に払いたくても払えない家庭ってあるけど、それでも、子供が
学校に行かずして家庭内で昼食与えていたって月に4000円くらい
はかかるだろうに・・。
裕福な家庭で払わないのは金持ち程ケチであるというのは昔から
変わっていないって事か・・（笑）
でもその「とばっちり」はみんな子供にいっちゃうのにね。
本音は「義務教育が強制じゃなかったら子供に金かからないのに・・」
なんて思っているんだろうなぁ・・。
やはり自分自身、そんな大人にしないためにも・・・と、
子への教育への責任をヒシヒシと感じるのです。