| 「4日間part1」 |
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| 「薬は朝晩2回だからね ご飯は一応、レトルトも何食かあるから適当に使って 朝はご飯と玉子、味噌汁薄めにヨーグルトかな? そうすれば昼はパンでいいし、あとは夜だけだから大丈夫でしょ」 「ん まぁ適当にやるよ」 「近くにお母さんがいるからって、あんまりやっかいにならないようにね といっても何日かはでかけるんでしょ?」 「いや、今のところそんな予定はないな 静かにしているよ せっかくの休みだし・・・」 帰省客でごったがえったホームを後に、乗車率150%といった感じの新幹線は一路西に向かっていった。やはり暦どおりの大型連休初日、それも旗日に帰省するのは無謀というべきだったかもしれない。AM6:00前から駅構内をウロウロしあたあげく、結局人数分のシートを確保したのはAM7:00過ぎであった。座れたといっても自由席なので、座席にあぶれた乗客が通路にあふれてくるのは時間の問題だ。人数だけは3人だが、うち2人が小学生と幼稚園では切符の購入数を考えても、3シートとるのは気が引けるであろう。そんな他人の視線に長時間耐えるのはいかがなものか ・・・多分寝たフリをするしかないであろう。 帰省できるような休みはそうそう取れるものではない。少々、具合の悪い末の子を連れていくにはムリと判断し、留守番役となったわけだが、やはり移動が長い彼女のほうが大変であろう。こちらは1歳半のムスメと4日間を過ごすわけだが、何、メシさえなんとすれば後は大丈夫。薬を間違えないで、ちゃんと寝せれば問題はない。行動に制限はあるが、自転車での移動ならできるし、車でもオーケーだ。問題はあくまで移動は昼に限るということだ。ちょっと、バイクで夜走るというわけにはいかないし、昼でもちょこちょこ動き回るから、必ず視界に彼女がいるようにしなければならない。歩き出したのは結構遅めだが、何かと扉をあけたがり閉めることまでやり始めた。階段はあがれないのでまだよいが、ちょっと目を離せば玄関やフロ場にいるのは日常茶飯事だ。洗濯の手を考えると、なるべく汚さないようにするに限る。彼女が目を覚ましている限りこっちには自由時間はないと考えたほうがいい。 帰ってみると預けたときにはぐっすりだったのに、もうはしゃいでいた。まだ明確な人見知りをしないので、扱いやすいのだろう ウチの両親も3人目だから慣れてもいる。 少し遅めの朝メシを済ますと、掃除・洗濯だ。掃除は2日に一度と最初から決めていた。洗濯もそのつもりだったが、いかんせん出かける前に脱ぎ捨てたものがそこら中に散乱しているし、なにより昨日分の洗濯ものはもちろん残っている。一回の洗濯で対応できるかどうか、ギリギリだ。ついでに連休前ということで、上履き等も持ち帰っている。普段対応している者がいないのだ、しかたない。 「さぁって、やりますか」) なにやら一人暮らしの様相だ。わざと声をあげて作業に没頭する。一気呵成にやらないとこういうものはダメだとわかっている。 一通り洗濯が終わる頃にはすでに昼近かった。う〜ん、思ったより時間が過ぎている。彼女はすでに昼ご飯中だ。普段からひとりで遊んでいるし、うるさくもないのだが、ことメシ時に関してだけはシビアであり、時合を間違えるととにかく泣かれてえらいことになる。今回はことなきを得たようだ。朝メシ後の恒例の昼寝(朝寝か?)もしたようで、順調である。あとは必要以上にPM3:00以降に寝かさないのが、スムーズな就寝への道である。 自分もとりあえずあり合わせで昼をかきこみながら、午後はどうするべえと考えていた。 |
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