■お気に入りのMUSIC DISK■

MAROON【The Cold Heart Of The Sun】

今回のお気に入りのMUSIC DISKは、ドイツのメタルコアバンド【MAROON】の4thアルバム。メタルアルバムにありがちのチャチなインストなど頭にないかのごとく、いきなり猛烈な音で始まるのだが【芸のないリフ】からの始まりにちょっとガッカリする・・。しかし、それも束の間!以前のHARDCORE系の色が強かったサウンドから比べると、かなりMETAL系にシフト・・。ツインリードギターのハモリやアルペジオなんかも出て来ちゃって、そろそろHARDCORE系で推し進める事に飽きてきたのか?やる事が尽きたのか?(笑)路線変更なのか?でも、日本のインディーズ系のMETALCOREバンドなどはこの辺を目指しているってのが多いんじゃないかな?結果論としては音圧はかなりすごく、個人的にはなかなか気に入ったサウンド!とはいえ、歌い方はずっとスクリーム(叫び声)なので、この部分は飽きるというか、芸がないというか・・(^-^;ま、METALCOREという表現自体、緩急つけるか、ギターの割合を増やすか、メロディアスにするか、くらいしか実際にはできないんだよね・・。だから「お!新しい!」というものにはなかなか出会えない・・。そんな中でも、今回の【MAROON】のアルバムは評価できるんじゃないかな・・。ただアルバムで聞かないと、細かい音は全くわからない・・。よって、LIVEはただの轟音で終わるバンドではあります・・(笑)