【横浜市都筑区勝田町の理容店・床屋・顔剃り・ファイシャルエステ】HAIR SALON HEARTS〜ヘアーサロンハーツ〜■仲町台駅・センター南駅・東山田駅 徒歩15分■


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Q)石鹸や石鹸シャンプーがイイと言われていますが、本当の所はどうなのでしょうか?(その2)

A)前回、石鹸のトリック実験について書きました。さらに「石鹸は天然の物」と思っている方もいらっしゃいますが、石鹸という物質で作られている訳でなく、科学的には「脂肪酸」と「カルボン酸ナトリウム」で合成され、水に溶けるとアニオンになりますので、陰イオン界面活性剤という事になります。ここからみても、まぎれもなく合成されたものです。ただ、石鹸というのは、人類が最初に合成した界面活性剤だと言われ、長い間使われてきて、害の少ない合成界面活性剤なのです。しかし、皮膚のPHは弱酸性ですので、PHの面から見れば石鹸のアルカリ性はあまり良いものではありませんが、肌は「皮脂」という物が皮膚を守るために分泌され、その量が増えれば徐々に弱酸性になってきます。そこまでの時間が個人差はありますが、1時間〜2時間位かかり、その時間内では雑菌が繁殖しやすくなります。でも、その後は、あまり心配はいりません。でも、髪の毛は自分では弱酸性になることはできませんので、その後に酸性のシャンプー、酸性リンスなど酸性物質が必要になります。さらに、石鹸はアルカリ性ですので髪の毛は膨潤します。それを酸性物質で引き締める(収斂/しゅうれん)という行程を毎日くりかえすのは髪の為にはよくありません。石鹸でも、肌がカサカサになる方もたくさんいます。なぜなら「洗うもの」というのはどんな洗浄剤で洗っても必ず「水分を抜く」のです。これは仕方がないのです。ですから石鹸なら「大丈夫」という安易な図式ではないのです。石鹸でハゲが治った!などと見かける事もありますが、もし、石鹸でハゲが改善するというのなら、昔の人にはハゲはいなかったことになります。ですから、私は何を信じるかであって、その信じたモノを使ってみて、果たして自分の細胞が喜んでいるか?喜んでいないのか?で考えるしかないと思っております。